建築物設計に制限のない一級建築士は、一戸建て住宅だけでなく、商業施設や国際的なプロジェクトに関わることができる仕事です。

収入が高く、やりがいの高い建築士。

将来は、建築や建物の設計をしてみたいと考え、一級建築士を目指している方もいるのではないでしょうか。

ここでは、一級建築士の収入が高い理由や仕事内容、必要な資格について詳しく紹介します。

一級建築士が高収入である理由

平成30年度賃金構造基本統計調査によると、一級建築士の平均年収は722万円です。

一級建築士になるには、国土交通大臣から許可を受ける国家資格に合格しなければなりません。

大学で履修科目を学んでなることができる二級建築士と違い、実務経験を積んでからの受験になるため、難易度が上がります。

誰にでもなれる職業ではなく、実務経験と試験に合格して初めてなれるので、収入面でも高収入が期待できます。

一級建築士の給与は、企業の規模によっても大きく異なりますが、大手建設会社や有名ハウスメーカー、建築設計事務所などは高額になり、中小企業ではそれより低いという傾向です。

個人設計事務所では、そのスキルや実績で単価が大きく異なります。

知名度が高い一級建築士は、企業家の豪邸や公共事業に関わることが多いのが特徴です。

そのため、仕事は国内外の大きな仕事ばかりで、年収は億単位という建築士もいます。

高収入の職種で、努力や実績次第で大幅に収入アップが期待できる仕事です。

一級建築士の仕事内容

一級建築士は、住宅だけでなく、病院やコンサートホール、高層マンションなど建物の大きさでの制限がありません。

二級建築士は、延べ床面積が30平米〜1000平米と限られており、その仕事は主に住宅の建設です。

一級建築士の仕事は、設計業務と工事管理業務の二つです。

設計業務は、建物の設計に関わる全ての業務を示します。

建物が自然災害に対して安全性を確保できるように基礎や骨組みなど構造を設計し、建物を利用する人が快適に過ごすことができるように設備を設計するのです。

利便性だけでなく、建物を美しく見せるデザインを行うことを意匠設計といい、デザイン面と実用性を兼ねた建物の設計を行います。

この三点の設計業務を、幅広い規模の建物で行うことが可能です。

工事管理業務では、設計図通りに施工業者が仕事をしているのか確認する必要があります。

二級建築士も工事管理業務を行えますが、建物の制限がなく工事管理ができるのは、一級建築士だけです。

一級建築士になるには

一級建築士になるには、四年制大学、短期大学、専門学校の建築学科や土木科を卒業するのが第一歩です。

その後、2年〜4年の実務経験を経て一級建築士の受験資格を得られます。

二級建築士を取得した場合でも、4年以上の実務経験を経れば一級建築士の受験資格を得ることが可能です。

このように一級建築士になるためには、専門の科目を学び、スムーズに合格しても6年以上かかります。

スキルとしては、建物の構造力学、塗装などに関する科学的知識などさまざまな理系的知識が必要です。

建物の実用面だけでなく、デザインに関するセンスや知識も求められます。

受験科目でも、設計製図に関する知識や法律など幅広いスキルが問われる試験です。

そのため、それらについて効率的に学べる専門の学科を履修することが必要になってきます。

高収入を得られる一級建築士

一級建築士になると、希望する収入を得られる人も増えます。

自分の努力と実績次第で収入アップが期待できますので、生活が豊かになり、趣味や生活にも余裕がでることでしょう。

しかし、収入が高いことだけが、一級建築士の魅力ではありません。

知名度が高い大きな仕事に関わることができたり、顧客が一生住む住宅の設計に関わり感謝されるということもあるのです。

一級建築士になることで得られるメリットは収入以外にも多くあります。


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